ハワイの神話と伝説~ハワイ諸島に残る主なヘイアウ

ハワイ全島で約800くらいあったといわれるヘイアウのうち、著名なものを一覧にしてみました。

所在地 ヘイアウ名称 地名 主な特徴
カウアイ島 ホロ・ホロ・ク ワイルア カウアイ島最古のヘイアウ
ポリハレ ワイメア 死者の魂が島を離れる場所。特別なチャントが捧げられた
ポリアフ ワイルア メネフネが作ったといわれる。域内立入はカプ
カウルアパオア ノースショア 正確に言うと、本文冒頭で述べたカ・ウル・オ・ラカはこのヘイアウの中にある
ヒキナ、ハウオラ ワイルア 両方ともプウホヌアタイプのヘイアウ
オアフ島 ケアイワ アイエア ヒーリングヘイアウ(本文参照)
カネアキ マカハ ロノ神を祀る
ウルポ カイルア メネフネが一晩で作り上げたという伝説がある
プウ・オ・マフカ ワイメア 1792年、バンクーバー船長の部下の船員たちが生け贄に
モロカイ島 イリイリオパエ モロカイ東南部 100m*40m、という巨大なルアキニタイプのヘイアウ。祭壇は人間の血で赤く染まっていると言われる
クウォ・イリオ マカナルア 航海安全の守護神としてボキクマノマノという犬を祀る。ハワイでは昔、犬はご馳走であったが、マカナルアの住人だけは決して犬を食べなかった。
ラナイ島 カヘア ケオムク ある農園経営者がこの神殿の石を使ってサトウキビ鉄道を敷設したところ、一帯の真水がたちまち塩水に変わり、労働者の多くが謎の熱病で死亡。ケオムクはゴースト タウンとなった
マウイ島 ピイラニハレ ハナ 15世紀頃、マウイ島を統一した最初の王ピイラニが造らせた。高さ15m、フットボール場の2倍半もの大きさを持つハワイ諸島最大のヘイアウ。
ハレキイ/ピハナ 西マウイ北部 マウイ最後の王、カヘキリによって修復されたルアキニタイプのヘイアウ
ハワイ島 プウコホラ 南コハラ 1791年、カメハメハ大王がカウアイの予言者カポウカヒの助言により、ハワイ統一を祈願して建設。縦68m、横30mという巨大なもの。石は20km以上離れ たプロル渓谷から人力で運ばれた。
プウホヌア・オ・ホナウナウ 南コナ 現在はアメイリカの国立公園。本文参照
ワハルア プナ タヒチの高僧パアオがハワイに渡ってきた際、直接指揮をして建設したと言われるルアキニタイプのヘイアウ。1997年、溶岩流に呑み込まれてしまった。
アフエナ カイルアコナ 1819年、カメハメハ大王はここで息を引き取った。キングカメハメハホテルの裏手に復元されている
ヒキアウ ケアラケクア カメハメハ大王が建設。クックはここでキリスト教の礼拝をし、亡くなった船員の葬式もした
モオキニ 北コハラ 800年にわたって、「現在でも」モオキニ一族が管理している
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