マウイ島の西側、ラハイナの町の近くをドライブすると、
山の中腹に大きな「L」の字か見えるのをご存知のかたも多いと思います。(京都の大文字のようなかんじです)。
このLの字のあたりが、かつてラハイナルナ神学校があった場所で、現在でも州立ラハイナルナ高校が
その場所で伝統を引き継いでいます。
また、この学校には貴重な印刷設備も備えられ、
1834年にはハワイ初のハワイ語新聞「Ka lama Hawaii」(ハワイの光)がこの地で印刷されました。
これまた、ロッキー山脈より西ではじめての新聞だったそうです。
彼はDibbleのMoolelo Hawaiiの編纂に多大な貢献もしましたが、1840年、彼自身の手による「Moolelo
Hawaii」をまとめあげました。この本はのちにN.B.Emersonによって「Hawaiian
Antiquities」というタイトルで英訳され、広く読まれることとなりました。
そして、「Ka Po'e Kahiko」(People of old)3部作。1964年、76年、91年と順を追って出版されました。
はじめの2つは民俗学者による淡々とした記録、といった趣ですが91年の「Tales and traditions of thepeople of Kahiko」は、
「架空の国からハワイにやってきた旅行者の仮想旅行記」という体裁でハワイの伝説を紹介しているという、
ちょっと遊び心の入った本です。
、3人の中では最年少のHaleoleは、「Hawaiian Romance of Laieikawai」の著者として知られています。
もともと1860年代初期にKuokoa紙に発表されていったものですが、1863年には著作として出版され、
1885年に再版、そして1917年、Martha
Warren Beckwithによって英訳されるにいたって、一躍彼の名が高められました。
■ Kepelino |